【2018年度版】成功転職ナビ

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危険な昇格

「危険な昇格」について話します。

上司が「何を目的に昇格させたか」本当の意図を考えたことはありますか

成果の労いだけではなく、何か意図があるかもしれません。

まず、役職につくイコール

・責任をとる
・責任をとらされる

ということは言うまでもありません。

役職のなかでも「中間管理職が一番危ない」ということを聞くことがあると思います。

責任をとらされさやすい、責任をおしつけやすい役職なのです。

下記でいう②です。想定シーンは、従業員1万以上の規模の大企業です。

呼称、組織編成は、会社によっても様々ですので、複数例を挙げます。


①下級管理職=チーム責任者

呼称例=チームリーダー~マネージャー

【責任をとる範囲】細かい作業ミス、小規模予算のプロジェクト失敗

②中間管理職=課 or 部責任者 

呼称例=マネージャー~課長~部長

【責任をとる範囲】部/事業の存続に影響ないが、課/部として発生させた重大インシデント

★内容によっては、社会に公表され、メディアで報道されるレベル

③上級管理職=部 or 事業責任者

呼称=部長~事業長

【責任をとる範囲】部/事業の存続に関わる重大インシデント

★確実に、社会に公表され、メディアで報道されるレベル


<実例>

事業長 兼 課長のAさんは、新商品発売のタイミングで、それまでマネージャーをしていたBさんを課長に昇格させました。

Aさん40代男性 事業長 兼 課長→事業長のみ
Bさん40代男性 マネージャー→課長

Aさんの意図は「課としての責任をとる立場から逃げるため」です。

商品発売に際し、販売実績、会社ブランディングへの貢献度、消費者クレーム、最悪リコール、と期待や懸念は様々ですが、万一の事態でも、責任を取るのはBさんです。

Aさんなりに、新商品の未来に何か思うところがあったのかもしれません。

Aさんは、事業長として、事業としての責任③は背負う覚悟ですが、Bさんを課長に昇格させることによって、②からは外れることになります。

発生の確率でいうと、重大であればあるほど、確率は下がりますので、②のほうが高く③は低いのです。

②③兼務よりも、②を取り除き、③の責任だけ背負っていたのほうがリスクが低く、安泰ですね。

発生する確率がより高い②の責任を、Bさんに取ってもらおう/取らせよう、という意図でした。


Bさんは気づいているでしょうか。

40代男性であれば、そのくらいの事情は理解されているでしょう。

住宅ローンも残っていて、教育費が嵩む就学児2名を抱える立場であれば、昇格で待遇が上がることは、何より望ましいでしょうが、

・比較的発生の確率が高い
・万一の事態に責任を取り、
・ニュースで報道され、名前が知られ

このようなことになれば、転職でも、職種を変えずに、同業他社に転職する場合。

そのインシデントは報道で周知されてるでしょうから、隠すこともできず、選考の大きな障害となることでしょう。

スペシャリストの転職はJAC Recruitment