【2018年度版】成功転職ナビ

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昇格したのはどっち?

従業員1万人を超える大企業が舞台です。

実際にどういう人が昇格に選ばれているのか、現実を見ていくことにします。

納得できるものから、理不尽極まりないものもあるでしょう。性別によって感じ方も違うと思います。

3パターン全て、昇格に選ばれたのはBです。

▼1.出世は男性が有利、女性は不利、という典型的な例です。

■比較要素 A B
①性別 女性 男性
②年齢 30代半ば 30代半ば
③既婚/未婚 未婚 既婚
④子供 なし なし
⑤残業可否
⑥通勤時間 交通機関45分 交通機関40分
⑦在籍年数 6年 6年
⑧管理職希望 あり あり
⑨管理職経験 なし なし
⑩スキル経験
⑪スキル補足 表彰経験あり 大企業勤務初
⑫新卒/中途入社 中途 中途

Bは大企業の経験が皆無、ABを比較すると、実力・経験ではAが圧倒的に勝っています。

それでもBが昇格したのは、Aの性別・年齢ですね。

30代半ばの女性。結婚・出産もそう遠くない時期に考えられます。

そうなれば、体調第一で残業もできなくなります。体調次第で急なお休みも考えられます。「責任とれない」ということです。

産前産後休暇・育児休暇で約1.5年ブランクが空くのは致命的です。


▼2.意外な例ではないでしょうか。

■比較要素 A B
①性別 男性 女性
②年齢 20代後半 30代後半
③既婚/未婚 未婚 既婚
④子供 なし 未就学児1名
⑤残業可否
⑥通勤時間 交通機関60分 徒歩15分
⑦在籍年数 3年 5.5年
⑧管理職希望 あり あり
⑨管理職経験 なし なし
⑩スキル経験
⑪スキル補足 若手男性社員 強気な性格
⑫新卒/中途入社 新卒 中途

未就学児の幼い子供がいる30代後半の女性が昇格しました。

20代後半で野心的な若手男性を差し置いて。

スキル不足であっても、まだ20代ですから、教育次第でこれからの未来も期待されます。体力もあり、残業も問題ありません。

それでも女性が昇格した理由は「強気でリーダーシップに向く性格」ということと、何より「残業ができるから」です。自宅はオフィスから徒歩10分です。

保育園の送迎・家事育児は、女性担当ということが大半ですが、彼女のご家庭は、旦那さんが交代できる環境にあります。

彼女の場合は、未就学児の子供がいても「責任とれる」ということです。

もし、保育園の送迎・家事育児が彼女の担当で、旦那さんに代わりを頼めない環境、さらに残業もできないという条件であれば、それはつまり「責任とれない」ということになります。

そうであれば、新卒同様のスキル不足・未熟な20代後半の若手男性に、昇格を取られていたでしょう。


▼3.理不尽極まりないですが、致命的に不利な条件があってやむを得ない、という例です。

■比較要素 A B
①性別 女性 男性
②年齢 40代前半 20代半ば
③既婚/未婚 既婚 未婚
④子供 未就学児1名 なし
⑤残業可否 不可
⑥通勤時間 交通機関40分 交通機関90分
⑦在籍年数 9年 1年
⑧管理職希望 なし あり
⑨管理職経験 なし なし
⑩スキル経験
⑪スキル補足 表彰経験有 新卒同等
⑫新卒/中途入社 中途 中途

40代前半で入社9年目のベテラン女性。

重役職との面識も豊富で、表彰経験も複数回あります。

彼女の決定的に不利な条件が「残業が絶対にできない」ことです。

旦那さんは管理職で遅くまで働いていて、保育園送迎・家事育児は100%彼女の担当です。

ご両親も地方です。子供が熱を出すようなことがあれば、急な早退・欠勤もあります。

この状況では「責任とれない」ですね。

その境遇を認識して、自分には管理職が務まらないことはきちんと理解されています。

20代半ば、実力・経験が圧倒的に劣っている入社1年目の若手男性が昇格しました。会議の議事録すら書けないレベルです。

勤怠も実力のうち、とも言えるとはいえ、この男性にとっては、ラッキーというしかありません。

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